|
|
|
帰り道。
|
作詞 レポティッツア |
|
君の少し曲がった背中を
後ろ見ていた
少し背の高い君に
見栄をはり背伸びをする。
帰り道の電車の中
『もうちょっとでバイバイだ…』
私はうつむき
ため息ついて…
君を見ると、
君は大きな手で…
あなたの隣にいられる幸せに恋をした
そんな“時”が今も恋しくて
振り返れば
今も君が微笑んでいる気がする。
いつの日か、
君を好きになってた
君さえいれば、
幸せだった。
繋いだ手のぬくもりさえも、
その全てが恋しかった。
あの交差点で君と
私は背を向け駆け出す。
ふと振り向いてみたら
君はもういなくて
君の教えてくれたことなにもかも
忘れたことはないけど…
未来を思い描く程に
なんだか怖くて
少し先の自分に心が“ゆれた”
あなたといられる時間(トキ)がずっと続くと信じてた
初めて“幸せ”って思えたあの日
明日がくるのが楽しみでいた
どんな時も君となら笑えて
今日も、君の為に笑うって決めてた
たけど、君の時の流れも充ちていき
お別れの時が来てしまう。
しわしわの笑顔の君に恋をした。
どんな時も君は優しくて
振り返ると猫背な君がいるような気がしてる。
信号を背に
私は歩き出す
今は ひとりで
あの交差点を渡る。
目を閉じると
そこには、あなたを只探してる。
幼き頃のわたしが泣いている。
|
|
|