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坊主
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作詞 ハッピーライフ |
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坊主が
死体になったおれの横で
経を読んでいる
ナンマイダー
おれは経典の素養がないから
坊主の言っていることがわからない
ナンマイダー
きっと他の死者たちも
同じように聞き流してきたのだろう
ナンマイダー
もう心臓は動かない
意識もない
ならばおれは何なのだ?
霊魂とかいう奴になったのか?
妻が泣いている
子どもも泣いてくれている
ナンマイダー
もう少し何かしてあげられたような気もするが
意識が遠のいているので
それが何だかわからない
ナンマイダー
坊主の経を聞いているうちに
眠くなってきた
なるほど
こうやって霊魂とやらを眠らせていたってわけか!
しかしそう気づいたときには
もう本当におれも眠りにつきそうだ
あばよ、おれの人生
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