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天使の涙
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| 作詞 りりる |
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桜吹雪の舞い散るあの日
僕は天使を見つけました
必死に飛び続けて
ボロボロになった天使
「こっちへおいで」と言う僕に
「触らないで」と君が言う
青い涙をこぼしながら
空に舞い上がる桜のように
遠ざかっていく君
ヒラヒラヒラヒラ掴めない
その姿はまるで天使のよう
僕と出会ったあの日
君は唄を唄っていたね。
青い涙をこぼしながら
唄う君は綺麗でした
「何て言う歌なの？」と聞く僕に
君冷たく言いはなった
「貴方には関係ないわ」
ヒラヒラと舞う君を追いかけた
僕の瞳に映ったのは
壊されていく君の姿
黒い唄は君の羽根を
一つ一つとむしりとる
泣き叫ぶ君の青い唄は
僕の心に届いた
ヒラヒラと散る君を
掴むことが出来た僕
だけど時はもう遅く
赤い赤い唄を唄いながら
君は空へと散っていく
一人残された僕の手にあったのは
白い白い羽根だった
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