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人隠し
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| 作詞 クロナ |
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静かに眠ったままで 光も影も無く
記憶が辿っているのは 自分の中の感情（ココロ）
今、何処にいるの？ 答えどこにも非ず
夢、幻など 機械仕掛けのまま
時、進まずに居て 貴男捜す為に
雨、止む事は無く 薇（ゼンマイ）回しましょう
何時か巡る物語に貴方が見る結末の頁（ページ）はどこ？
鉄に塗（まみ）れた顔に手を添えてみても分からずにいる
いつか見た微笑みと野性が戻る迄、還る迄
涙果てるまで奏で歌い続けるのは咎に値するのか…
蔑みの空間の中 静かで愚かしくて
騎士が迎えに来る迄 目も耳も塞いだ
風、何処へ向かう？ 詩を攫った後で
声、錆色の音 命削り続ける
花、紅と白を 頸に重ねても
針、心抉り 薇歌を刻む
何時か止まる歌声とこの心臓の鼓動を忘れてしまうなら
銀が繋ぐ腕を解いて咬み殺して欲しい
歯車と石の迷路に誘われて、囚われて
月に嘆く声が届いて欲しいと願うのは人形なのだろう…
御伽噺のように 魔法のように
人形の夢 誘うがままに
我儘な声に 身を委ねて
二人の意識 虚空の中で…
永遠願う事も無く幸せの理由を溶かす前に
鋼が覆う胸の中今も箱庭の中に居たい
幻と空言の世界が崩れても、壊れても
貴方が覚えてる無彩色の世界、戻る事なんてきっと出来ないでしょう…
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