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ライブの夜に
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作詞 つだけんと |
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どうもこうも 夕暮れに物思い耽ったって
流れる景色は止まることないのです
12月はとっくに過ぎたが未だクリスマス気分
イルミネーションで飾った古民家
それすら過ぎる瞬間 輝き放ってんだ
うじうじ考え込んでる暇あんなら
その言葉と声で歌ってみろよ
うじうじ考え込んだところで
得るものは歳だけだろう
視点を窓に戻せば 腑抜けた髭面がこっち見てんだ
俺はそれを直視できない
ママ2 ステージの照明に照らされた汗と
まばゆさをこれでもかと叫ぶバンドマン
その照明がどうか絶えることなく
願わくばスポットライトとして
願わくば君だけを照らす太陽として
どうか絶えることなく続きますように
どうか日陰にならないように
どうか雨が降りませんように
視点を窓に戻せば バカな髭面がこっち見てんだ
俺はそれを直視できない
ここはどこだ?寝過ごしたか?
夢はもう十分ってほど見てきただろう
おなか一杯にはならないけれど
心はいっぱいになったろう
満足じゃなくて 胸が苦しくなる感覚
何してんだろうって自問自答はやめろ
どうせ答えなんて出ない
やりたいと思うことはやれよじゃなくて
今やれることを死ぬ気でやれよって
視点を窓に戻せば 汚ねぇ髭面がこっち見てんだ
俺はそれを直視するよ
その汗か涙か鼻水かで 汚れた顔を忘れないよ
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