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愛
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作詞 やもすけ |
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気がついて見てもいなかった
独りのテレビを消す
カーテンからはみ出した
静けさにも気付かずにいた
大きな声で紛らわして
割れた破片は涙にして
何故だか、まだ残っているんだ
言葉にできたら楽なのに
いっそ消せたら晴れるのに
ここにあるもの
それは きっと きっと きっと
めくるめく毎日の終わりに
そっと、しおりを挟んで
天井にぼんやりと
愛の訳をまた映し出す
ため息をついて吐き出して
あの思い出は歌にして
どうしたら、消し去れるの
忘れられたら楽なのに
目に映せたら晴れるのに
まだここにある
それは きっと きっと きっと
もうじき月は帰ってゆくのに
星はまだ君を照らしている
好きだと言えたら楽なのに
一緒にいれたら晴れるのに
もう戻らない時を
ずっと 愛は 持っている
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