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深い夜
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作詞 ryk |
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レイトナイト
ネオンの街に広がる
ボクはこのまま待ちぼうけ
クジラが星空に浮かぶ
アイツは暗闇に溶ける
信号は青から赤に変わり始め
苦い気持ちに背を向ける
電車は煙たく走り
駅のホーム、人の群れ、孤独が際立つ、はぁ、はぁ、急かされ、慌ただしく風は吹く
さぁ1歩を踏み出す合図
乾いたアスファルトに汗が滲む
目を瞑る瞬間、光が身体を突き刺す
アイツはまた現れた
これ以上、もうこれ以上
とまどいが溢れ出した
弱さが毒を吐いた
ミッドナイト
ネオンの街に広がる
僕はこのまま逃げ出す
クラゲが星空に浮かぶ
アイツは明るみに溶ける
信号は赤から青に変わり始め
甘い気持ちに身を寄せる
人々は忙(せわ)しく走り
電車の灯り、スピード、マボロシが際立つ、さぁ、さぁ、踊らされ、荒々しく燃えていく
さぁ1歩を踏み出す合図
濡れたアスファルトに水たまり
目を開ける瞬間、影が身体を覆い尽くす
アイツはまた消えたんだ
これ以上、もうこれ以上
心に固く誓ったんだ
強さが愛を呼んでいた
ねぇこの詩、覚えている?
この音がもし少しでも、少しでも聞こえたなら
ふたつはひとつになれるかな
ボクは…
(アイツ)
アイツは…
(ボク)
この声は…
さぁ1歩を踏み出す合図
乾いたアスファルトの上に萌えいづる
目を開ける瞬間、光と影は映し出した
ボクの姿と重なり合い
これ以上、もうこれ以上
焦ることなんてなかったんだ
毒と愛が頬を伝う
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