|
|
|
傘
|
作詞 葉姫 |
|
見上げた空は 晴れた日のように
青じゃなくて 曇り空で
空から涙が降っている
こんな日に君を思い出す
雨降る帰り道誰かが
「あぁ、傘忘れちゃった」
「もし彼氏がいたら、相傘して一緒に帰ってたかもね」
そんな人の願望を聞きながら
私は、思い出すのあの日を
「一緒に帰ろう」と肩を並べた 少しぶつかりながらも
あなたは、私を傘で包み込んでくれたね
見上げた空は 晴れた日のように
青じゃなくて 曇り空で
空から涙が降っている
こんな日に君を思い出す
放課後 外を見れば
あの日のように雨が降ってて
天気予報なんて見ていなかったから
傘なんて持ってきてないよ
「もういいや、もう全部流したい」
肩を並べて 帰ったあの帰り道
あの日のように君はもういなくて
駆け出した雨の中 雨水が弾いて
頬を伝うのは 何かわからなくて
無我夢中で君の名前を叫んだ
あの日のように戻りたくて
「一緒に帰ろう」と言った君は
私を見て微笑んでいて
君のところへ駆け寄った
でも、もう君はいなくて
君は傘をさして どこか遠くへと
|
|
|