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ラブソング
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作詞 ひ。 |
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ずっと繋がっていた手は
ほんの少し目を離した隙に
もう遠くへ行って消えてしまって
君のいた場所 僕の隣を
知らない誰かさんが通り過ぎていく
人影がゆらゆら 僕の心も揺らいで
涙落とす暇もなく 今は流れて
弦の音がどこかで弾けた
馬鹿な男を嘲笑うみたいに
甘い声が耳に響く
どんどん君は遠のいて
ますます独りに慣れる
そしていつか僕も透けてって
ギターの音色だけが
置き去りにされる
二人で通った道をスーパーの袋片手に
少し懐かしみながら一人で帰った
「ずっとあなたと共に」
弦の音がどこかで響いた
寂しい男を慰めるみたいに
甘い声が胸に届く
どんどん君を忘れて
きっと僕は忘れてしまうから
そしていつか僕もいなくなって
ギターの音色だけが
置き去りにされる
二人で聴いたラブソングに
いじめられて泣かされて
いつか誰かとラブソング作ろう
これに負けないくらいのものをさ
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