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暴走少女
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作詞 堀丘田彩夜 |
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暑い夜の日 一人の少女が逃げ出した
焦げた臭いと 海の匂い
少女は逃げた 不自由な檻の中から
今歩いた足跡が 海水に溶けてなくなっていく
私の歩いた軌跡は 消えて無くなっていく
もう、どうしようもなく
暴れ出したい衝動に駆られ
砂の上に文字を描く
けれど描いたものも 全て波が消し去ってしまう
走り出した私の心臓
私は拍動と共に海へ飛び出した
暴走少女は夢を見た 叶わぬ夢を見て祈る
海の底で見た夢は
幻となった私の日常
叶わぬ夢は全て置き去り 少女は夢を見続けるんだ
私が眠る体もいつか 海に沈んで無くなっていく
私の見た幻な夢は いつも叶わず消えていく
もう、哀しむのは散々で
走り出したい衝動に駆られ
月を海底から見上げる
走り出したいのに 私の体はもう消えてしまいそう
暴れ出した私の欲望
私は幻と共に叶わぬ夢を見続けた
暴走少女は夢を見た 叶わぬ夢を見て祈る
海の底で見た夢は
幻となった私の日常
叶わぬ夢は全て置き去り 少女は夢を見続けるんだ
私は幻の夢の中 死んでもなお見続ける
白く輝く月の下
少女の夢も消えて無くなっていった
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