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愛されたかった子供の歌
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作詞 堀丘田彩夜 |
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今日も一つの命が消えた 僕が撃った銃のせいで
大変大変、大騒ぎ 手が震えて止まらない!
血だらけの手を見て立ちすくむ
「ごめんなさい」って何度もつぶやく 周りの大人は知らんぷり
弱虫な僕は用済みなのかな
もうすぐ僕も死ぬかもしれない
名もなき花は咲いてもやがて散ってゆく
それはあたりまえであって 悲しい事じゃないのかもしれないね
赤く燃えた血しぶきが目の前を戦慄に染めていく
それはあたりまえであって 普通の事じゃないのかもしれないよ
現実が幻だったら良いのにね なんて思う僕はバカ
明日も一つの命が消える 僕が撃つ銃のせいで
嫌だ嫌だ、嫌なんだ 身体が震えて止まらない!
傷だらけの身体を見て泣き叫ぶ
「許してください」って何度もつぶやく 周りの子供は知らんぷり
邪魔な僕は用済みなのかな
もうすぐ僕も死ぬかもしれない
名もなき花は咲いてもやがて散ってゆく
それはあたりまえであって 悲しい事じゃないのかもしれないね
赤く燃えた血しぶきが目の前を戦慄に染めていく
それはあたりまえであって 普通の事じゃないのかもしれないよ
現実が幻だったら良いのにね なんて思う僕はバカ
戦争は怖いよね 見ず知らずの人を殺してしまうもの
でも、そうしなきゃ僕が殺されちゃうの
残酷な世界で生きる僕は 「可愛そうな子」なのかな?
炎みたいに燃える夜 そんな夜に僕は死にました
辛く、痛い瞬間です
お父さん、お母さん 元気ですか?
兵士になってから まだ数カ月しかたってないし、まだ八歳だけど楽しかったよ
また、何処かで会おうね
そんな僕の歌
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