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はぐるま
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作詞 higurashi |
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気付いた時には回っていた
変わらないリズムでくるくると
回ることが正しいことだと疑わなかった
何も知らずに ただ ただ 回る
自分の為に回っていた
正しいリズムでくるくると
ある時気付く 自分以外の存在に
周りを知って ただ ただ 回る
時間を過ごして一つに気づく
自分は周りを動かす一部の一つ
周りも自分を動かす全ての一つ
自分は周りの為に在る
*回ることに意味はあるの?
回ることしかできない世界
自分であることに意味はあるの?
自分である必要のない世界
なんでそんなに必死に回る?
なんで周りに合わせて回る?
気付く必要はないんだよ
だって僕らはただのハグルマ
ただがむしゃらに回っていた
自分というものを残してみたくて
見える姿を良くすることで
自分の価値を認めてもらおうと
他と比べて回っていた
自分が劣ると認めたくなくて
自分を守るために誰かを傷つけ
他人の居場所を自分のものに
ある時気付く自分自身のその意味に
そこに意味なんて何もない
世界がある為僕らは回る
それが誰でもかまわない
*回ることに...
回って気づいて僕らは知る
自分自身の意味と価値
回され気づかされ知らされる
自分の回る意味と価値
無味を感じて僕は止まった
そしたらサビて動けなくなった
サビたハグルマは世界にいらない
こんな僕なら必要ないね
回ることに意味はあるの?
回ることすらできない自分
自分であることに意味はあるの?
自分の意味なんて何も無い
なんでそんなに必死に回る?
僕は動くことを諦めた
何で周りに合わせて回る?
それが世界の仕組みだから
いつしか僕は取れてしまった
回り続けたこの世界から
僕はことりと地面に落ちた
僕の居た場所には次のハグルマ
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