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最後通告御免状
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作詞 悲喜仔 |
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お待ち
じたばたするんじゃないよ
騙して遁逃(とんず)ら掻こうったって
其の手にゃ乗るもんか
こんな一世一度の良い男
どうして手放せられようか
アタシゃ待っていたのサァ
御前に巡り逢う時を
男が吐いて捨てる程居ても
御前で無ければ意味も無い
御止め
悪足掻きは其処までさ
隙を見て逃げ出そうったって
そうは行くものか
御前程の悪い男
他の女がこなせるものか
絶対許しゃしないのサァ
此の心に風穴空けて
素知らぬ顔で去って行く
其の薄笑いが憎らしく
其の涼しい眼がいとおしい
諦めな
御前にゃ見つけられないさ
幾らこの世を探し廻った処で
アタシ以上に
御前程の孤独を
受け止められる女は
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