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作詞 悲喜仔
どこからともなく






黒い、蜂のたぐいが飛んで来て






まっすぐ鼻先に向かってきたから






両手でパチンとぶっ叩いた






すると蜂はあっけなく落ちて死んだ






生き返って欲しくなくて






急いで踵で踏み付けた






それを見ていた大人たちが






「ほう、君は強いね」って言った






顔を見られたくなくて






急いで亡骸を摘み上げると






出口に向かって足速に歩いた






雨のボタボタ降る庭に棄てようとして、目が合った






潰れてひしゃげたその顔は






私に瓜二つだった






ああ、お前もそうだったんだね






他は誰ァレも気付いちゃいない






強いから刺そうとしたんじゃなくて






怖いから、先制しただけだったって












雨がボトボト降る庭に






私は私を弔った

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公開日 2009/08/13
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
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