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受難
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作詞 悲喜仔 |
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帰路につく バス停で
ぽつんと迎えを待つ
背中を 丸めて
一日を振り返る
ヨレヨレの 掌
ふと、見下ろしてみた
…力が入らないや。
この手で僕は 何を掴もうと
必死になっていたんだろう?
思い返している
きっと僕らは、まだ
歩き続けなきゃいけないんだろう
きっと僕らは、まだ
旅を続けなきゃいけないんだろう
ゴールは 僕が勝手に
決めちゃいけないんだろう
ぽつぽつと 乗客も
まばらなバスに乗る
背中を 丸めて
眠ってる人
・・・帰る場所があってよかった。
生活のためだけに 稼ぐ毎日
そんな大人には なりたくないと
思っていた
きっと僕らは、まだ
歩き続けなきゃいけないんだろう
きっと僕らは、まだ
旅を続けなきゃいけないんだろう
ゴールは 何があるの?
なんで僕らは、こんなに
しんどいものを背負って
背中を 丸めて
必死に生きているの?
ほんの一瞬、笑ったら
また笑いたく
なるから?
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