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いつかさいごがやって来ても
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作詞 悲喜仔 |
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友達のミオちゃんが教えてくれたけど
『遠い国の学者さんが言ってた
あした東京は消える』って
そうか、それじゃぁもしかして
明日死ぬかもしれないと
ばく然と私は考えた
まぁ、生きてるやつはいつだって
明日死ぬかもしれないのだけど
そうか、私の人生は
明日終わるのかもしれないと
ばく然と私は考えた
今までだって一度も
考えたことはなかったけれど
「悔いのない人生」
一体何なんだろう?
やりたいことは沢山ある
やりのこしたことも沢山ある
スイカに丸ごとかじりついて
ヘルメットになるまで食べてみたいし
まだ 一度も誰かに直接
「好きだ」って言ったことないし
でも、今までをトータルしてみたら
おおかた楽しく生きてきた
悔し泣きした日もあったけど
笑ってた日のほうが多かった
いやむしろ
笑わない日なんてなかったかも
毎日何かしら笑ってたような
十年前より五年前
五年前より一年前
一年前より今
どんどん楽しくなっていってる
やりたい事は沢山あるけど
明日終わっても
それはそれでいいかなって
あっけらかんと受け入れられるよ、たぶん
帰り道
友達とその彼氏がケンカしていた
二人とも素敵なひとたちだから
明日には仲直りしてたらいいな
さいごの日は
一緒に笑っていたいじゃないか
いつかさいごがやって来た時
微笑んでそいつを出迎えたい
いつかさいごがやってきた時
あの人が幸せであってほしい
いつかさいごがやって来た時
全てがぼちぼち幸せだといい
いつかさいごが
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