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コーヒーカップ
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作詞 悲喜仔 |
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廻せ 廻せ 二人きりのコーヒーカップ
揺れて 揺れて 君との疾風(かぜ)
寂れた遊園地 乗り物も大して無いけど
どれに乗ろう?恐がりの君は
ジェットコースターには乗れない
初めてのデートで いきなり
観覧車はちょっと気まずいし
「あれに乗ろう」君が指差したのは
回転するコーヒーカップ
巨大 狭い コーヒーカップ 二人向かい合って座る
「ハンドルにしっかりお掴まり下さい」
係のお姉さん ドア閉めてニコリ
地響き 立てて 動き出す 二人緊張してる模様
ふと 目が 合って微笑う
「始めようか」 銀盤に手を添えて
廻せ 廻せ 二人きりのコーヒーカップ
なびく 君の 髪と笑顔
速度が上がってく 僕の鼓動と一緒に
「もう無理」「イヤ まだ行ける」 止められないさ
夢中になって ハンドル
廻して君の手と触れる
この「瞬間(とき)」が僕の脳裏に焼き付き
やがて僕の「永遠」になる
廻せ 廻せ 君と僕のコーヒーカップ
二人で 起こした 疾風が 世界を包んで
廻せ 廻せ 二人きりのコーヒーカップ
揺れて 揺れて 永遠の疾風
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