|
|
|
涙のピリオド
|
作詞 榻の端書 |
|
あなたはね もういないよ
夜の静寂に溶け込んで
狂おしいほどの 温もりだけを残していった
その後に涙を落とし
悲しいピリオド打ったね
わたしはね もういないよ
部屋の隅で凍え死んで
埋葬された あなたの気づかぬ心の奥に
言葉が一つ花となり 手向けてくれた終わりは
色あせた写真が何故か 鮮やかに焼き付いたね
夢でもいいの
せめて覚めずにいてほしかった 永遠にずっと
けれどあなたを 永遠に失った
刹那の過ちで
時計なら幾らでも 針を巻き戻せたけれど
6時のままで止まった 針は二人のようね
どれだけ想い重ねたら…
どれだけ早く出会えたら…
どれだけ我慢したなら あなたはそばにいてくれた?
嘘でもいいの
それなら騙してほしかった 最後までずっと
けれどあなたは 最後まで優しくて
残酷なままで
夢でもいいの
せめて覚めずにいてほしかった 永遠にずっと
けれど永遠は 初めからなかった
一瞬の秘め事
約束を交わした指
結ばれていた糸はね
時間のハサミが切り落としたよ もうさよならだね
|
|
|