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鴉とアメジスト
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| 作詞 SLIME |
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夢を見ているよう……
でももう 君はいない…
君と居られた あの町で
君がくれた 可愛いペンダント
アメジストの 綺麗なペンダント
石言葉を並べる 君の口に
博識だって思ったのは 私だけの秘密
「君にぴったりだ」って 君は言う
その訛りの強い 優しい口調で
嬉しかった 幸せだった
君が 例え敵でも
側にいるだけで よかったのに
夢を見ているよう……
でももう 君はいない…
連れ出す時 君は言った
「僕とデートしよう」って
その言葉で 心は揺れる
きっともう 君はわかってた
裏切らなければならない その時を
だから君は 「待ってて」って
そう言ってから 何処かに行った
きっともう 仲間が近くにいたんだね
だから君は だからこそ君は……
……夢を見たんだ
君はもう いないのに…
君との思い出 夢になる
毎晩枕を 濡らす夢に
わかってる わかっているんだ…
あの時君が 守ってくれなかったら
きっともう 死んでたんだろう…
でも君を 死なせたくなかったのに
…ごめんなさい 私が弱いから
ごめんなさい 君を守れなかったから
……ねえ 聞こえてる？
君のくれた 可愛いペンダント
君がくれた 最後の口付け
全部全部 覚えてる…
だからどうか 安らかに…
いつになるか 分からないけど
もしそっちに 行けたなら
また「デートしよう」って 言ってくれますか？
君のその 黒い羽で
また前のように 抱き締めてくれますか？
君ならきっと 満面の笑みで
あの訛りの強い 優しい口調で
「いいよ」って 言ってくれるよね…
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