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さくらんぼサイダー
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作詞 麻詩絽 |
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息が詰まるほど苦しい夜に
イヤホンを耳にギュッとつめては
浴びる様に聴いたよ君の好きな曲
全然足りないけど
これじゃあ足りないけど
綺麗に着こなしたい洋服は
私の好きな服じゃないけど
君の好きな服
馬鹿みたいだけど私君に染まりたくて
そういう所が可愛いって笑ってくれる?
グラスの中泳ぐ赤色さくらんぼ
君みたいに私から遠ざかって
愛嬌振りまくんだから
嫌になるよ
もうよしてよ
ピリリと舌を刺す炭酸が痛い
愛想が無い絵文字が無い
それだけで涙が出そう情けない
ここまで君の計算通りねぇそうでしょ?
全然いいけど
それでもいいけど
押して引いては波の様に繰り返して
間違えた
一瞬の引きつった笑顔で分かったよ
こんな洞察力要らねぇってんだよ
グラスの中泳ぐ赤色さくらんぼ
君みたいに私から遠ざかって
また笑うんだから
嫌になるよ
もうよしてよ
手を伸ばせば伸ばすほど
君が手に入れにくくなるのは
私の一方的なスキだからで
グラスの中泳ぐ赤色さくらんぼ
君みたいに私から遠ざかって
居なくなるんだから
嫌になるよ
もうよしてよ
行かないでよ
好きなの
嗚呼
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