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おくち
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作詞 麻詩絽 |
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帰ってきてそうそう疲れただの何だの
言いながら溜め息ついて飯作る
そのおくちから出てくる言葉は仕事の愚痴と溜め息と大丈夫平気って言葉
お疲れ様の一言を言えば済むのかもしれない でも僕は僕のことで精一杯で
貴方の心配をする余裕さえも無かった僕のおくちからは相槌ばかり
おくちとおくちから溢れる言葉
こんな余計なものがあるから僕達は疲れてしまうんだよ そう言って僕は貴方のおくちを塞ぎました
おくちとおくちから溢れる言葉
少し敏感過ぎる僕達のハートはおくちに傷付けられて泣くでしょう? 暇があれば無駄に開いて喋るでしょ うるさいから少し黙ろうぜ
そりゃ励ますことも癒すことも出来るおくちだけど 貴方が傷付くならお互いに深くおくち塞ぎあって身体だけで癒してあげる
無駄に喋るな うるさいおくち
奇声を上げるな 喚くなおくち
上手く使えないくせに開くなおくち
僕達にはもういらない 無数のおくち
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