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告白終止符
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作詞 tidori |
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「実はね君のこと大好きです」
言葉に出したくてもなかなか出てこなくて
ある晴れた日待ち合わせ
君を待つ10分間
君の事を考えると
時間を忘れて
君が遅刻してくる
それにも気づけず
謝る君に
笑顔を
向けるんだ
ほら
気持ちに気づいてと手を差し出してみる
何もないようにいつものように繋がる手
赤くなる私に
涼しげな顔の君
ドキドキしてるのは私だけかな
楽しげに話すのは
懐かしい昔の記憶
私と君だけが
知っている秘密
盛り上がる話に
知らない名前
不安な
私など
知らずに
でも
「知らない人の話をしないでください」
出てしまった言葉は修正できなくて
「好きなんです」
勢いでいう
恥ずかしくてその場から飛び出すんだ
遠くなる声が聴こえない
風の音に心預けて…
言いたい言葉飲み込んだ瞳に
冷たい冷たい雫が…
落ちた……
怒らせた気がして
戻れない気がして
泣いて泣いて
あぁ……
「僕も君のこと大好きなんだ」
捕まれた手を引かれて
抱き締められた
君の声に
涙が
溢れるんだ
私たちは
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