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Dahliaの君へ
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作詞 NINEPOP SLAVER |
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黒いダリアの瞳をした君を 何時も一人遠く眺めた
この手に触れて摘みたくても 君の心束ねられずに…
真昼の影に覗き込んだ 君の輪郭を描き出す
それでもカンバスの笑顔は 今にも風に消えそうで…
幾度も願った君への想いはこの部屋の窓辺 添える夢は叶わない…
君が零した一弁のダリア 腕に刻んでその身散らしたら
僕が乾いた空白の日々を 黒く滲んだ愛に沈ませて…
慣れない手紙を綴る様に 胸の奥が臆病になる
モノクロ映画写す時間は 今も色彩の無いまま…
見飽きた花壇の街並みを俯き数えた
君との数ヶ月…
このまま望めない明日なら 僕の憂鬱が嘘にならぬ内に…
指先震え手に掛けたダリア 君の首筋流れた真夜中
ずっと欲しくて求めた体温 何故こんなにも僕に冷たいの…?
届かずなぞる暗闇のダリア 空虚に歪む抜け殻咲かせて
穢れた君を切り裂く悲痛に 泣いても僕を見詰めてくれない…
君が零した一弁のダリア 腕に刻んでその身散らしても
僕が乾いた空白の日々は 重ね続けた愛を戻れずに…
淡いダリアの瞳をした君よ やがて小さな雪に溶けて…
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