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淡雪
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作詞 しゅんのあしおと |
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淡雪は美しいものにこそよく似合う
時には寄り添い そしてなぐさめる
枯れた砂つぶ たたんだ石
凍える枝に 手袋ひとつ
汚れた喜びも 汚れた悲しみも
雪は限りないやさしさで そっと抱きしめて
どれだけもがいても
底から抜けだせない僕は
ただ白くまぶしい
雪に涙がこぼれます
淡雪は美しいものにこそよく似合う
時には激しく 僕に問いかける
愛をなくしていませんか
どこかに落としていませんか
愛のない心に幸せは来ないよ、と
汚れた憎しみも 汚れたさげすみも
雪は容赦なく降りつもる
解けずに残って
どれだけ感じても
ぬくもり見いだせない僕は
ただ雪に埋もれそうな
花を抱きしめ祈ります
この手に触れた雪たちよ
ありがとう
僕の心に散った雪たちよ
ありがとう
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