ご自身で作詞された歌詞を「うたまっぷ」で発表するコーナーです。皆さんのご投稿をお待ちしております!
無料歌詞検索・うたまっぷトップへ
 人気投票
 コメントを書くコメント 2 件

無料歌詞検索・うたまっぷトップへ

孤立無援に咲く花
作詞 しゅんのあしおと
ふと窓にうつったぼくの顔をみたとき
それはすでに自分ではないような気がしていました

どんなに褒めちぎられても
どんなに悲しい顔をされても
どんなに打ちのめされても
ぼくは何も言いませんでした
ぼくの存在意義は小さくなる一方です
やがてそれがすべて消え去ったとき
ぼくはぼくでなくなるのです
決して望んではいない
暗い海の底に
永久に沈んでしまう
いくら歯を食いしばって
一生懸命泳ごうとしても
誰かに助けを求めようとしても
もう手遅れなのです
孤独を愛するあまり
人を愛することができなくなってしまったのです

愛とは無縁の
孤立無援に咲く花が
ぼくをみて笑います
おまえはばかだ おまえはばかだ
ぼくはその花を何度もちぎろうとする
けれどその花がなくなると
ぼくに話しかけてくれるものが
誰もいなくなります

ぼくには死ぬ勇気はありません
人を殺す勇気もありません
他人に殺される勇気もありません
ただ
もしもぼくがぼくでなかったなら
ぼくはぼくを殺して
それからぼくも死ぬでしょう
君にとって
何の役にも立たないぼくは
死んでしまったほうがいいのかもしれません
この世の中で一番嫌いなものは
このぼくなのです
ぼくは雲の切れ間から顔を出した
冬の満月の
突き刺さるような輝きを感じながら
いつまでも
いつまでも泣いているのです

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
掲示板、
ブログ等に
リンク
URL▼

リンクタグ▼
歌詞タイトル 孤立無援に咲く花
公開日 2015/05/16
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 人を愛することができない・・・。
しゅんのあしおとさんの情報













うたまっぷTOP作詞スクール歌詞検索自作歌詞愛ことば便アーティストクリップうたまっぷインディーズ俳句・川柳
お問い合わせ歌詞リクエスト登録リンクURL登録音楽関係リンクサイトについてプライバシーポリシー
うたまっぷ