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神様がくれた時間
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作詞 しゅんのあしおと |
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はやく雨がやむといいね
なんて思ってもみないことを言ってしまう
このままずっと降り続いてくれとさえ願っているのに
せっかく憧れの君と二人きりだというのに
傘を持ってくればよかったね
なんて思ってもみないことを言ってしまう
普段はどうということなくしゃべっているのに
公園の小さな屋根の 雨やどり
雨を見て微笑む君と 雨に佇む僕がいる
雨に濡れたこの時間(とき)を
このままずっと みつめていたい
少し濡れたね うなずく君
僕はポケットからハンカチを取り出して
雨に濡れた君の肩を そっと拭いた
ほんとはちょっとドキドキ
君に触れるの 初めてだったんだ
嫌がられたらどうしよう
なんて思ってみたけれど
そのままそっと君の首筋にハンカチを・・・
「そこはいいよお・・・くすぐったいから」
二人で笑った
雨を見て微笑む君と 雨にうつむく僕がいる
二人だけのこの時間(とき)を
このまま大切にしていたい
「今度はわたしの番・・・手を見せて」
差し出した僕の両手
「ほら やっぱり濡れてた」 そう言って君は
自分のハンカチで僕の両手を拭ってくれた
うん・・・ありがとう
僕はそう言うのが精いっぱいだった
だけどほんとは涙が出るほど嬉しかったんだ
今降り続いているこの雨よりも もっとたくさん
雨を見て佇む君と 好きと言えない僕がいる
神様がくれたこの時間(とき)を
このままずっと抱きしめていたい
雨を見て佇む君と 好きと言えない僕がいる
神様がくれたこの時間(とき)を
このままずっと抱きしめていたい
このまま ずっと・・・
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