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各駅停車
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作詞 NOBORU |
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平日午前10時53分 野洲行き快速
車内は優しさで満ち溢れている
陽ざしが暖かい 席にいる人たちの顔が優しい
1日中 きっと優しい気持ちで過ごせるのだろう
きっとそれを知りながら皆 穏やかに
優しく 気付かないふりをしてくれる
励ますかのように 自分を想い
他人(ひと)を想う 生きていく心
生きなければいけない心を 蘇えさせる
親類の話をする笑声 安ずる心を持ちたくて
いたずらな気持ちを話しながら 安ずる心を持ちたくて
春は春 夏は夏 生きる力を心の中に
秋は秋 冬は冬 めぐり会う優しさに癒されて
無情な時(とき)を受け入れて どうして私なのと何度も問うてしまいます
誰にも平等(あたりまえ)のはずなのに 運命(じんせい)を憎んでしまいます
窓に映る風景はいつもの風景
もっとずっと味わいたい わがままでしょうか
各駅停車にのれば よかったのでしょうか
一瞬を切取るフォトグラファーのように
心の奥に焼き付けておきたい
煉瓦造りの教会は いつも扉をあけている
心は癒されるのでしょう こころ細い
心を映されるのでしょう 遠い記憶
通りの両側には いつもの看板
変わらないメニュー 心を支えあう
きっとそうだったわ あなたとの想い
きっとそうなのね 忘れない
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