|
 |
|
重力
|
| 作詞 イコルニ |
|
疲弊するだけの毎日と
擦り減ったままの心
肩にのしかかる見えない何かが
日に日に重みを増す
交差点の雑踏の中
ぶつかるお互いの肩
相手は露骨に舌打ちするだけ
キリキリと胃が痛む
謙遜して
譲歩して
また相手の顔色伺って
言いたい事も言えないままで
それらがまた肩にのしかかる
僕は何のために生きているんだ
見えない重力を纏って
いずれ身動きが取れなくなる
そうなってしまう前に
いっそ全てを棄ててしまおうか
この下らない世界へと
いっそ別れを告げてしまおうか
疲弊するだけの毎日と
擦り減ったままの心
肩にのしかかる見えない何かが
今日も心曇らす
反抗して
主張して
でも袋叩きにされるだけさ
いつだって世界が正しいんだ
世界に媚びを売る者が勝つ
僕は何のために生きているんだ
見えない圧力に晒され
いずれ誰もが口を閉ざす
そうなってしまう前に
いっそ見切りをつけてしまおうか
この下らない世界へと
いっそ別れを告げてしまおうか
意味の無い人生だったなんて
最期に言いたくは無いだろう？
ここで命を投げ棄てれば
可能性はゼロなんだ
もう少し待ってみないか
この下らない世界で
生き切ってみないか
見えない重力を背負って
重い体引きずり僕は行く
生きる意味を探すんだ
この泥まみれの世界の中で
見えない圧力を撥ね退け
僕は僕を主張し続けんだ
生きる意味を探すんだ
この泥まみれの世界の中で
ある日ふと気がつくんだ
それこそが生きる意味なんだと
|
|
|
