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雨
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| 作詞 ジージ |
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いまにも降り出しそうな空模様
やっぱり雨が降ってきた
そしたら涙が流れたよ
なぜだろう
そんな僕は涙を捜す旅に出た
最近涙と会っていない
いつ落っことしちゃったんだろ
ちっちゃい頃は何かある度に泣いていた
転んだり
虫に刺されたり
兄弟ゲンカしたり
いつも姉貴に負けてたな
そしたら君が涙を拭いてくれたね
そんな君はもういない
君に届くように紙ヒコーキ作ったんだ
よく一緒に飛ばしたね
遠い遠い世界へ届くかな
だけど涙の雨で落ちちゃうんだ
また明日飛ばそ
いつからだろう
涙が渇いたのは
甘えて
支えてもらって
君がいなくなって
泣いて泣いて泣き疲れて
空っぽになったんだ
涙が渇いてどこったんだろ
空かな
あまりにも僕が泣き虫だから
旅だった君が持ってちゃったんだな
そして雨に変えて
みんなを泣かせるんだな
枯れたはずの涙
頬をつたるこの涙はなんだ
この気持ちはなんだ
君がいない
それだけなのに
ただそれだけなのに
すると君が空を切り裂いて
とびっきりの美しい青空を
雲一つない青空を
僕は生きるよ
涙を拭って
一人じゃないんだね
もう泣かないよ
君に聞こえる声で
またね
温かい光が僕を包んだ
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