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ノスタルジア
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| 作詞 ニコル |
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『ふるさと』の匂い薄れた
吸った息は濁っていて
詰まった胸の行き場は
あれほど嫌っていた昨日
顔と名前の羅列が
頭を散らかしていて
捨てたくなった夜を越え
今は大事にしている
たまに勇気を貰ってるよ
ほんの些細な記憶から
鈍い痛みが走ったら
それが君のいた証だろう
知らない人とまた出会うよ
澄んだ空気が恋しくなるよ
不安の瓦礫がのしかかるよ
色んなものが増えていくよ
君を見失いそうなくらいに
体と心は別々で
頑丈なフリをして脆くて
傷つかずに行きたいけど
そんな生き方は難しい
『ふるさと』の匂い忘れた
息を吸っても苦しいままで
頭を散らかした残骸
まだ大事に出来ている
本音は常に嘘ついて
心臓と脳を動かしている
なんだって乗り切ってきたから
今度もきっと大丈夫だろう
見えない君にまた会いたいよ
貰った勇気がすぐなくなるよ
同時に不安に押し潰されるよ
色んなものが消えてしまうよ
言葉は常に偽物で
ブリキとガラクタを集める
あの痛みを覚えたから
なんだって乗り切れるだろう
体と心が叫んでいるよ
吸った息を飲み込んだよ
貰った勇気を吐き出したよ
あの匂いは消えないでいるよ
君をやっと見つけたから
『ふるさと』に祈り捧げた
どうか無事でいますように
あの痛みと共に行くよ
そんな生き方しか出来ない
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