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黄金
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作詞 ニコル |
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あの歌が言っていた綺麗事に導かれて
正しく物語を作ろうとしたけれど
どうやらそう簡単ではないようだ
歩調は思ったより自分勝手
美しい生き物になろうとしているんだ
まるで雨が避けて周りに降るような
生まれてこの方 泥の色を知らない
言ってみたいんだ そんな綺麗事
スコアに書かれた音符の羅列
意味が分かって涙する
その手が真似た旋律を聞いて
物語が始まる予感
あの人の歌を追いかけるようになった
たくさんの物語が生まれていった
全てを真似たら本物になれるかな
歩調はどんどん変わっていく
美しさについて語る自分に気づいた
どうやって生きるとか 死ぬとか 夢や愛
憧れた綺麗事は現実になった
僕はあの歌の主人公さ
スコアに散らばった手書きの追記
意味不明で笑えてくる
譜面が語る旋律を調べて
物語が始まる前を思い出す
あの歌はどこ?
憧れた綺麗事
本当のこと
僕はどこ?
音符が書かれたスコアを破る
意味が分かって笑えてくる
その手が真似た旋律なんかに
僕の物語は務まらない
スコアに散らばった努力の証
染みが付いたそのページ
この手が作った旋律を奏でて
物語が始まる予感
本当の物語が始まる
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