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ALTAIR
作詞 ニコル
蹴った小石の転がる先 誰かの靴
跳ね返って 下水道の底へと落ちる
そんな景色ばかりが見えてしまうのは
僕の首と背中が 曲がってるから

髪を伸ばし 目元隠し 視線を逸らし
何かと出会わないように生きてる
そんなひねくれた日々を見透かしたのは
首と背中真っ直ぐな あなただった

下手な言葉遣いを笑ってくれた
あなたの仕草が眩しくて
いつもより僕の影が長く伸びてた


丁寧に世話を焼き始めてくれた人
絶えず笑顔浮かべて 話してくれる
そんな日々のお返しをしたくなるけど
やり方が分からなくて 何も言えない

そんな情けない本性を見抜いたのは
誰よりも真っ直ぐな あなただった
蹴った小石の転がる先 愛する人
跳ね返さず 抱き締めて 暖めている

気も回せなくても喜んでくれた
あなたの全てが眩しくて
いつもより首と背中 曲げてしまった


出会った日から今日までの日数だけは
口下手でも のろまでも ちゃんと数えた
しつこいくらい数えた後に気づいた
それだけ あなたの時間を無駄にしてる

僕よりも優しい人がいる
僕よりも幸せにできる人がいる
首と背中曲げずに生きてる人がいる
小石蹴らず歩ける人がいる


会えない夜は不思議と嬉しくて
会えたら顔も見れず 視線を逸らす
やっと目元隠した理由が分かった
誰にも本性を知られたくないから
幸せになれないわけを 知られちゃうから

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル ALTAIR
公開日 2017/02/23
ジャンル ロック
カテゴリ 恋愛
コメント 最初で最後のラブソング。僕が2度と恋をしないわけ。題は彦星の英名。織姫とは会えない彦星。
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