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single way
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作詞 ニコル |
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並んだ足跡の爪先
同じ方向を目指して伸びる
大きさも間隔も違う
だけどずっと一緒にいれた
それがとうとう離ればなれ
一本道が真っ二つに裂かれ
窮屈な箱に閉じ込められ
外を覗く度に思い出す
不可逆的 時計の針
抗えない 川の流れみたい
繋いだ手とか 笑った顔とか
遠ざかっていくけど まだちゃんとある
世界の広さ 忘れてしまっても
君のことだけは 覚えているよ
強がりで守った自尊心
誰かとのすれ違いは当たり前
喋り方も性格も違う
だから一緒にはなれない
箱の外へそっと抜け出して
独りぼっちで長い旅をして
色のある世界を思い出した
憧れの外へ行けた
人混みの中 君を探して迷うよ
暗闇の中 君を見つけたよ
繋いだ手は 大きくなっている
笑った顔は 少し濁っている
交わした言葉 壊れた機械のよう
君は僕のこと 忘れてしまっていた
寂しいのは 独りぼっちだから
悲しいのは 忘れられないから
捨てて なかったことにするのは
もっと悲しい
窮屈な箱は 狭苦しいけど
生きるしかないから 眼を閉じて生きる
大丈夫だって 言い聞かせるよ
駄目そうな時も 堪えて笑うよ
繋いだ手とか 笑った顔とか
もう見えないけど まだちゃんとある
世界が僕を 忘れてしまっても
きっと僕だけは 覚えているよ
君のことだけは 覚えているよ
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