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secret word
作詞 ニコル
予感はしていた 壊れてしまうことを
丈夫な足場が 音も立てず朽ちていく
繋いだ手と手は いつか離ればなれに
暗い道のりを 下を向いて歩いていく

最初で最後の言葉を一つ
君に預けるから どうかお元気で
怒り狂っても 憎悪が溢れても
冷たい光のことを忘れないで

そっと触ってみても 温もりは感じられない
全てが取り残されたこと 僕はまだ知らない


本当はずっと 心の中で期待していた
こんな優しい日々が 変わらず続くのだろうと
かつて繋いだ手の 行方を探ろうとしても
丈夫だった足場は 跡形もなく消えている

言いたくないけど 言わなくちゃね
預けた言葉を言うよ 今までありがとう
悲しくて泣いたら 寂しくて震えたら
温かい暗闇を思い出して

乱暴に握ったら 不思議と安心できた
壊れる前は綺麗だったこと 僕はまだ覚えている

まだ覚えていられてる


素敵な深紅の空 君と座って眺めたな
あの日までは信じていた この日々は終わらないと


言えなかった言葉 君が知ることはない
声にせず呟く ただ一つの「さようなら」

こんな言葉 言わなくていい

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル secret word
公開日 2015/07/12
ジャンル ロック
カテゴリ 別れ
コメント お別れの唄。言いたいことだけ言って、言いたくないことは、聞きたくないことは、胸の中にしまっておく。けど、どうしても残ってしまう。深々と刻まれてしまう。そんな唄。
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