|
|
|
アビス
|
作詞 ニコル |
|
うるさい声を知らんぷり 耳を塞いだら聞こえる音
絶え間なく轟いている たった一つの鼓動
瞳を閉じたら真っ暗で 何にもないから疲れない
そのまま歩いていたら 躓いて転んだ
背の大きさや 力の強さ 必死で比べた
答えが出る前に 怯えて逃げ出す
誰かを蹴落として得た希望
放っておいたら 錆びついて色を失う
そうして積み重ねた苦悩
身体中を縛って上手く動けない
誰も助けない
本当は恐かったんだ 大切なものをなくすこと
なくさないなんてことない そんなの当たり前
救おうとする声がした 耳を塞いだから聞こえない
見ようともしないまま 手探りで進んだ
僕と君の 一つと一つ 重ねて比べた
答えを知る前に まずは中身を知ろう
たくさん立ちはだかる不幸
歪んだ世界の真ん中で叫んだ
それでも燃え続ける心
奥底を照らす金色の光が
まだまだ生きている
ありふれた人で良かった 特別もいらなかった
中身を開いて分かったんだ 内側の炎
どうして 僕は僕なんだろう
比べても解けない謎が ここにある
今でも燃え続ける心
必死で重ね合わせた影と影
誰かと手を繋いで得た希望
静かな暗闇の旅路の果てに
求めた答えを掴む
望んだものと出会う
|
|
|