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CHAIN
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作詞 ニコル |
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喉の奥に溜まった言葉が
次第に膨らんでいって
いつの間にか消えそうにない
塊になってしまった
胸の底に沈んだ思いが
次第に重なり合って
誰よりも深い場所に
閉じ込められてしまった
声を聴かせる人もいない
鼓動を続ける意味もない
言いたいことは たくさんある
言えないことも 同じくらいある
嫌いな人に嫌いって伝えられても
好きな人に好きだとは伝えられない
太陽になりたい時がある
彼の周りには勝手に
星たちが集まっていって
やがて皆で光を放つ
かつて何処かに捨てた願いが
次第に繋がりになって
今を今のまま蝕む
鎖として帰ってくる
輝きを持てるはずがない
そんな僕が解けるわけない
照らせない闇だってある
動けない人だっている
恐れるものから逃げられたとしても
愛してしまったものが追ってくる
身体中に纏わりついて離れない
日影に置いてきたガラクタが
次第に恋しくなって
僕の足を運んでいく
言葉にできないままの思い
熱くて触れそうもない鎖
自分の声や鼓動を聴いて
生きている価値を見つけた
喉の奥に溜まった言葉が
胸の底に沈んだ思いが
僕が僕でいられる理由
僕の中で輝いている
鎖は解けた
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