|
|
|
夢の空
|
作詞 羅夢音ちゃん |
|
僕の夢は空を飛ぶこと 天使のように真っ白な羽根で
自由に自由に 飛び回りたかったんだ
真っ黒な心の檻から見上げる空は蒼くて
空を渡る鳥でさえも天使のように見えたんだ
憧れの空に手を伸ばしたくて 無我夢中で檻を壊そうとした
気付けば檻は僕を繋ぐ強固な鎖になっていたんだ
もがけばもがくほど絡まる鎖に諦めを覚えた何時かの日
もう空も見上げなくなった
闇の中に佇む僕に出来る事なんて何もなく
ただ過ぎ去る日々に真っ黒以外を忘れてしまった
ある日何かが虚しくて 何かが哀しくて目から水を流した
後も先も見えない世界から消えたいと願った
その日見たのは白い天使 蒼い空を舞う天使
どこか懐かしく小さく見えたいつかの夢
上を見上げてみても蒼なんて欠片もない真っ黒
苦しくて辛くて声をあげて泣いた どうして見えないんだ!
ずっとずっと泣きながら自分を攻め続ける
真っ暗な人生はさらに黒くなって僕に迫って囁きかける
早く終わってしまえば?と 君を天使にしてあげよう と微笑んだ
気付くと天使だった僕 見た空は蒼くてとても綺麗で懐かしい
いつかの鎖に縛られたまま見上げた小さな空だった
|
|
|