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transparent summer
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作詞 コジ |
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喧騒から抜け出して 静寂が包む展望台
夏は嫌いだった ちょっと捻くれ者なので
その時ふと現れた 真っ白な君が笑う
「私も一緒」なんて言うから 気になります
僕の手を引いて 楽しそうに踊る
なんか調子が狂っちゃうな
「楽しまなきゃ損でしょう?」少し儚い顔が
やけに心を揺さぶるから
時間が止まったような まるで魔法のような
不思議な夏の夜 透明な君の事
少し照れくさいけど 何だか楽しいんだ
祭囃子と君の声 鮮やかに僕を染める
金魚掬って飛び跳ねて 射的外して落ち込んだり
君が楽しそうで こっちも元気になれるよ
また僕の手を引いて 真っ白な君は笑う
冷たい指先に気付いたから 何も言えない
花火の音遠く 響いては消える
まるで終わりが近いような
「楽しんだもん勝ちでしょう?」少し得意げな顔
まだ夏祭りは終わらないから
世界から音が消えた 誰もいなくなったような
静かな夏の夜 透明な君の事
少し寂しいんだけど 何も出来ないからさ
祭囃子が君の声 掻き消してしまう
出会いと別れは一体で もう直ぐ終わりの時間
夏の魔法は解けてしまうだろうから
その前に一つだけ 伝えておきたい事があって
君のおかげで少しだけ 夏が好きになったんだよ
時間が止まったような まるで魔法のような
不思議な夏の夜 透明な君の事
少し照れくさいけど 何だか楽しいんだ
祭囃子と君の声 鮮やかに僕を染めて
さよなら 流した涙 そっと隠すように
花開く夏の夜 透明な君の事
ありがとう 笑った君は 何だか嬉しそうで
夏祭りと君の声 鮮やかに僕を染める
消えていく君の声 いつまでも僕を染めて
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