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スノーマンの憂鬱
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| 作詞 コジ |
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それは一過性のブームでしかなくて
雪の降る日にだけ僕らは生まれる
至る所で姿見せる 不揃いなスノーマン
ただ完成したらそれまでで もう用は無い
今日も道端で立ってるだけ
足は無いから動けないし 手は木の枝だし
ただただ溶けて消えるのを待つだけの日々です
ああ 終わりは近いかもな
歪な目で世界を見る また少し目線が下がった
真っ白が透明になっていく 誰も目にも留めない
歪な目で世界を見る 何も感じ取れないようです
二つが一つになる瞬間 少し憂鬱な昼下がり
不意に立ち止まった一人の少年が
珍しそうな顔で僕を見つめてた
そっと触れた手は とても温かいもので
少年は笑うそれだけで よく分からない
それから毎日少年は来たんだ
近くに残ってた雪を 勝手に足してく
そんな事したって無駄なんだよって言いたいけど
ああ 僕に口は無かったな
歪な目で世界を見る また少年の背が高くなる
真っ白が透明になっていく いずれ何もかも
歪な目で世界を見る 君の声も聞こえないのです
二つが一つになる瞬間 少し憂鬱な夕暮れ時
キラキラ 光る街の灯りに
さらさら 未練なんて無いし
やれやれ また来たもう良いだろ？
さよなら 一言 君は
消えてく世界をこの目で見る 消えてく面影高くなる
消えてく笑顔がやけに眩しく 消えてくあなたはどんな声で
どんな顔で笑うんだろう もう見えないんだよ
歪な目で世界を見る また少し目線が下がった
真っ白が透明になっていく 誰も目にも留めない
歪な目で世界を見る 何も感じ取れないようです
二つが一つになる瞬間 少し憂鬱な昼下がり
地面に転がる歪な石ころ 少年はそれを見つけられない
でもそこに確かにいた 不揃いのスノーマン
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