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あの夏から
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作詞 コジ |
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「また夏が来たね」
楽しそうに 君は笑った
少しだけ 焼けた肌が
とても綺麗に見えた
「今年はどこに行く?」
嬉しそうに 君は聞いたね
少しだけ 悪戯な笑顔が
とても好きだった
あった筈の温もりが
消えてしまってから
暑いはずの夏が
暑く感じなくなったよ
君は どこへ向かった
僕はどこに行けばいいの
はぐれないようにって出した手が
未だに掴むもの見つけられずに
「今年も一緒に居れないの?」
寂しそうに 君は言ったね
少しだけ 罪悪感を残して
突き放したあの日から
あった筈の温もりに
依存していたみたいだ
当たり前だなんて
思い込んでたみたいだ
君は どこへ向かった
僕はどこに行けばいいの
はぐれないようにって出した手は
ただ空虚に止まったまま
花火の音が聞こえてきたよ
思い出す 君の横顔
隣で一緒に笑いあってた
あの日を思い出しては
暗い部屋で一人 歌を歌った
悲しい哀しいメロディーが
僕の心に 沈んでいく
君は どこへ向かった
僕はどこに行けばいいの
はぐれないようにって出した手が
未だに掴むもの見つけられずに
想いは雑踏に紛れて
姿を隠した
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