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ガラス
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作詞 くらげのしっぽ |
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このガラス一枚へだてて
雪の世界へと
触れた指先が
冷たくてしょうがない
このガラス一枚へだてて
息でくもる視界
あなたの瞳の黒が
霞んでしょうがない
温もりさえ叶わない
童話のお姫様の気分
あなたの唇が動く
“あいしてる”の夢を
このガラス一枚へだてて
雪の世界へと
預けた背中が
凍えて時を止める
このガラス一枚へだてて
鼓動さえ伝わる距離
見上げる景色は
交わらないままに
“あいしてる”の夢を見たの
涙が落ちてはまた
綺麗な結晶に変わる
このガラス一枚へだてて
雪の世界へと
触れた唇が
冷たくてしょうがない
あなたがいないから
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