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貴方の手
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作詞 りんご姫 |
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唯一つだけ願いが叶うとしたら
貴方はなにを願いますか?
私は「貴方に会いたい…」
空を見上げると
雲が綺麗で
本当は貴方と一緒に見たかった
新しくできた
あの雑貨屋に
本当は貴方と一緒に来たかったの
今さら嘆いたって遅くて
今日も夜は一人で枕を濡らすの
溢れる涙を抑えられない
今すぐ貴方にギュッとしてほしくて
私の小さな手を握ってくれた大きな手
私の好きだった、大好きだった手
今はもう触れることすら出来ないのね
唯一つだけ願いが叶うとしたら
貴方はなにを願いますか?
私は「貴方に会いたい…」
二人の想い出
忘れられない
そう思ってるのはきっと私だけで
どれほど泣いても
帰ってこない
貴方の声を聴けることももうないのに
それでも貴方を忘れられない
街で駅のホームで電車の中でも
気づけば貴方を探してしまう
絶対に会えるはずなどないのに
私を優しく強く抱きしめてくれた大きな手
心が温まる、力強い手
今はもう私の心を温めてはくれない
唯一つの願いを叶えてください
貴方はなぜ死んでしまったの?
私は「貴方に会いたい…」
いくつも季節が去り
今年も冬が来て春が来て
貴方の好きな夏になる
来年もスイカ食べるんだって
来年も一緒に遊ぼうなって
言ったじゃない…約束したじゃない…
いくら泣いても貴方は帰ってこない
わかってるのに止まる術もなく
貴方の温かな手に触れたくて
空に手をかざす
ふわりと軽く
頭を撫でられた気がした…
さよなら
さよなら大好きだった人
元気にやってみせる
今日もどこかで見守っていてください
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