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トキツカゼ
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作詞 めんかりなん |
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始まる前からわかっていたこと…心の隅に置いていたよ。
目もむけられなくなるほど大きくなるまで触らないでいた。
あなたも本当は最初から気づいていたのでしょう。
気づかぬふりをしていたならあなたは悪い人ね。
あなたの隣夢見てたことがただの夢だと気づかされた。
優しい言葉を投げかけるよりも冷たい言葉で飾って。
少しだけ風に吹かれて大人になる。真夏の前夜に一人歌うよ。
最初で最後のあなたのやさしさ。初めて僕をみてくれたね。
覗き込んだ穴から見えていた景色はあなただけが輝いていて。
僕だけのものだったはずの景色が誰かのものになってた。
これから先どんな四季を変わり見ても。
僕はきっとこの季節に置いて行かれたまま。
澄み渡っていた空の後にこんなにやさしい雨に包まれて。
この雨が上がるくらいなら、土砂降りの雨で僕を隠して。
あの日見てた夢も、あの日見てた空も何一つここにはなかったということ。
僕の心にとめどなくあふれる想いは誰に届いたの?
気づかない幸せ気づく幸せ。届く思い届かない思い。
誰のために歩いてきたのだろう。その答えをこの真夏の星空に探して…
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