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迷い夢
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作詞 智夢 |
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代わりばえのない現実に
嫌気がさして
それなら逃げてしまった方が
楽になれると思った
白い百合の花弁が
ゆらゆら揺れながら
笑うのが見えたら最後
最低な言葉をかけては甘やかして
見えない僕に蹴り入れた
離さないように繋いでいる君の手を
僕はまた振りほどいた
瞼の裏側をただ
見ているだけで
本当は夢なんてずっと
そこにないのかもしれない
白い百合の花弁が
ひらひら落ちていく
もうここから立ち去る時か
世界の全てが壊れていく音がして
床が砕け落ちていく
外に投げ出され終わりだと思ったら
君がいて
最低な言葉をかけて突き放しても
僕にずっとついてきた
離れないように繋いでいた君の手を
僕はah…抱き締めた
光の指す方なんて
わかりはしないけど
この手にある温もりだけは
なくさないように…
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