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脳内麻薬と世界の終わり。
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作詞 ヴォノ |
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それはあんたがどう馴染むかの問題だ
この世界の話をしよう
ここには理由なんて何もない
煙草がある、考え事がある、ヒマがある
だから吸う。 肺がんになる
あんたがいる、俺がいる、ヒマがある
だから性交する。 ヒマがつぶれる
ようこそ この世界へ
ここの日常は恐ろしく退屈なものなんだ
カラマーゾフも、測量士Kも、田村カフカ少年も居ない
あんたの仕事は失うこと。
いきなり無にする事じゃないんだ
気付かないくらい少しずつこすって小さくする事
3人知人が死ぬ頃にはシンプルな人間になれてるさ
ここには楽しいモノなんて何もない
レコバの魔法も、ウェイドのジャンプもない
だから忘れる。 忘れた事実も忘れる
あんたがいる、俺がいる、時間がある
だから交わる。 退屈がつぶれる
馴染んだね この世界に
ここの日常には偽者なんて何もないんだ
"女子中高生のカリスマ"とか"能無しアイドル"の司会番組とか
あんたの仕事は閉ざしていくこと。
そんな安っぽい人間達を遮断するんだ
偽者の特徴は分かったろ? どんな集団にウケてるかを見る事
1000冊優れた本を読む頃には目利きになれてるさ
戻るんだね? 元の世界に
あんたは変わったかな? 実は違うんだよ?
環境に合わせて色を変えていただけ。人間なんて変わらないよ
この世界で あんたは知った。
失うこと。批判すること。よかったね。
これ以上何も失う物はない。これ以上の腐った偽物には出会わない。
これをあんたがどう使うかの問題だ
元の世界の話をしよう
失うという事を知っているのなら
手に入れる方法も学んだはず
悪い所ばかり見てきたのなら
どういう所が長所なのかを分かるはず
これをあんたがどう使うかの問題だ
またこんな世界が恋しくなったら
いつでもおいで。
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