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少女の遺言
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作詞 有朱マナ |
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10年前に見た夢の話
悲しみに明け暮れた少女は
思いのある場所で死んで
そのままの状態で飾られ
モニュメント化されるのです
そして月日は経ち 少女は目を覚ます
願わくば 若いうちに死にたいと嘆く
綺麗なままが一番だと呟く
神に対する冒涜だと言われようと
綺麗に死んでみたいと口にした
菊とユリの花で送り出すのはやめて
嫌い 嫌い 真紅の薔薇を好みます
花言葉は少女に似合わない
皮肉なことに 花は少女に似合います
花によって飾られたい 夢とは異なるけど
少女の身体使って生けてくださいと嘆く
綺麗に飾られたい 呟く
大好きなお洋服を着て 送り出して
それが少女らしいでしょう
古より受け継がれた歌のように
死んでしまいたくないと思う人に出会ってみたかった
少女1人死んだところで何も変わらないでしょう
誰が 涙流すというの
願わくば 若いうちに死にたいと嘆く
綺麗なままが一番だと呟く
神に対する冒涜だと言われようと
綺麗に死んでみたいと口にした
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