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助手席
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作詞 RYU |
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大型連休で賑わう
世間はどこもかしこも人だらけ
テレビで見る忙しそうな街
リビングにパジャマでくつろぐ
あなたから珍しいドライブのお誘い
何処にも連れて行ってくれないと
思っててごめんね
昨日まであんなに眩しいほど
五月晴れしていたのに
朝 目覚めカーテン開き
窓を開ければ…どしゃ降りの
雨の中 ワイパーが踊る
フロントガラス 景色は曇るから
助手席からバツ悪そうな
あなたを見ていた
イライラとハンドルを指で叩く
不機嫌な仕草
長い信号に待たされる
可愛げな横顔
最近できたガラガラの
県道には真新しいショッピングモール
通り過ぎてしまったけれど
何処へ連れてゆくつもりなの?
「懐かしい場所まで連れていくから」
自信のなさと見慣れない景色
あるはずのない道を指す
カーナビにもすかされて
愛しさは 限りあるもの
口を開け欲しがるあなた
私のお菓子をあげるように
小出しにしてかなきゃ
時々は 道に迷うこともある
そんなうまくいかず
ナビのせいにしてはぐらかす
あなただって好きなよ
ドキドキするような
サプライズも素敵だけど
いつも通りのあなたで
いてくれればいいの
…どしゃ降りの
雨の中 ワイパーが踊る
フロントガラス 景色は曇るから
助手席からバツ悪そうな
あなたを見ていた
イライラとハンドルを指で叩く
不機嫌な仕草
長い信号に待たされる
可愛げな横顔…
下手くそばかり見せないで
少しは
かっこいい運転で
あなたに酔わせてよね
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