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そばにいたいのに
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作詞 RYU |
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若葉のような細い体を預けた
落書き混じりの教室の壁
窓際から横顔を見つめる
僕を見つけてはそっと微笑んで
大人びたフリをするおぼこい顔
そんな風に見つめられると
目を逸らしてしまうのは
ただ君のことが大好きだったから
君の夢を見て目覚める朝
どうしようもないほど切なくて
泣きたくなるほど好きなんだけど
ただただ叶わなくて泣いた
そばにいたい
そう想うだけで
言葉一つも言えなくて
ただそばにいたい
届かない想いは涙に変わって
僕の心に溶けてゆく
春の風 小さな教室の窓から入り
片手で抑えた君の髪を
いたずらに揺らしては
窓を開けた僕を少し怒って見せた
いずれ離れるのならば
もういっそう出会わなければ
帰り道 桜が散る公園で見た君は
少しやんちゃな彼の腕の中
そばにいない
君はもうそばにいない
何も言えずに終わったけど…
ただそばにいたい
そう想うだけで
言葉一つも言えなくて
ただただそばにいたい
届かない想いは涙に変わって
僕の心に溶けてゆく
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