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桜並木道
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作詞 RYU |
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もうあれから何日たった?
時の早さは思い出を霞ませる
見慣れた街の馴染みの景色が
どうしてか思い出せない
なんでも話せたはずの君に
言葉を選びながら探り探り
変わったのどっちの方かな?
僕にはまだそれが分からないんだ
なにも変わらぬ夕焼けに
今日の出来事を映してごらん
僕らがあの日と
おんなじだって気づけるはずさ
吹き抜けの階段や
枯れた桜並木道
終わりのない旅に僕らは出た
弱音は少しだけで
強がり中心に歌っていこう
立ち止まるたび
気づくのは登ってきた高さじゃなく
その距離じゃない
今この場所で泣いている
間抜けな自分の声や顔さ
何も知らないだけで誰もが
痛み苦しみを抱えながら
ただ懸命に生きている
時に投げ出したくなるときにも
励ましの声が聞こえてきただろう
終わりがあるから歩き出す
そう知ったから
終わりのない旅がただ気持ちよくなったよ
歯車は一度止まって
また軋みながら回り出した
大丈夫さ ほらさぁ
もう大丈夫だから
何もいらないこの景色
昨日と明日のその間で生きている
僕らがそうだったように
君もきっとそれを知って生きていくのだろう
終わりが見えたとき人はいったい
どんな言葉を残せるのだろう
何も知らないけれどただ一つだけ
言いたいことがある
それは難しい言葉じゃなく
単純なもの
終わりのない旅に僕らは出た
弱音は少しだけで
強がりを中心に歌っていこう
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