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想像の涙
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作詞 RYU |
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締め付けられた胸の真ん中
濡れた手でぎゅっと
掴まれたような
痛みはないけれど
冷たさとどこか似ている
切なさという感情
取りとめのないことで
怒り憂い苦しみに泣く
怒号に近い言葉
その意味さえ知らず
音にしてるだけ
重さのない宇宙にも
人は区切りを付けたがる生き物だから
過ちやその類には
なかなか気づくことはない
止まらない涙の訳は
誰に聞いたら分かるの?
想像できる限り私は知らない
Uh…La…
大好きだったものを
嫌いになってしまうこと
幼心では理解することは出来ず
曖昧な濁し方で片づけてしまう
大人たちを見てあの頃
何を思ったのだろう
永遠に愛することなど
出来ないのだから
人は限りある愛の灯火を懸命に護る
Uh…La…
当たり前のように抱く
愛や夢や憎しみが
人の生きている証拠で
争いや奪い合いが起こるのも
仕方ないのかもしれない
手を掴まれてドキッとした
あの日は確か雨上がりで
虹の出ていなかった四月
頼りないはずの君が
なんだか大きく見えた
締め付けられた胸の真ん中
温かい手でぎゅっと
掴まれたような
痛みが少しあって
擦り傷とどこか似てる
愛しさという感情
Uh…La…
降りしきる雨のその下で
凍えるかわいい目をした少女
暖かい火を前に揺れるデッキチェア
勇ましい髭を蓄えた命は同じ
人は胸を掴まれるたびに
涙を流す生き物だから
痛みを伴えばその分覚えている
止まらない涙の訳は
誰に聞いたら分かるの?
想像できる限り私は知らない
Uh…La…
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